生存確認の場だそうです。 / みゆき
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3月の下旬から4月の下旬にかけ、次々とお葬式があった。
家を半月近く空けていると、台所のフキンから異臭がしたりでちょっと大変なことになっていた。 いや、あけなくてもたまにフキンから異臭はしていたけれども。 それはそれとして、私は3月に人生武者修行(という名の姉の家に住み込み)のために、数ヶ月ほど実家を出る予定だった。盆までに実家に戻って、ちょっと遠くの墓参りにも行くつもりであった。 だがそれもどうやら怪しくなってしまった。 私にはいろいろと自信がない。なんにでも臆病野郎なのである。 石橋は叩いて壊して迂回しないと気がすまないのである。 一念発起にと姉の家に転がり込むことにするも、正直怖くてしかたがなかったりもする。 今回のことでずいぶん予定がずれて、それにより先のことを考える度に不安になってしまうのは、仕方がないとはいえやはり困りものだ。 どーんと構えていればいいものを、まったく小心者である。 しかしお陰で貴重な体験をしたりもした。 漁のお手伝いというか、魚をバックヤードにリヤカーで運ぶ手伝いで、鮭を小型のリヤカーに山盛り積んでバックヤードと船を何度も往復する作業である。 トキとマスの違いがぜんぜん判らないので、非常に戸惑ったが、まだ魚が小さい時期なので作業自体はそんなにつらくなかった。 だが船のエンジン音とユニック車のエンジン音で、周囲の人々が何を話しているのかまったく聞こえなくて参った。慣れれば聞こえるらしいがそれは本当だろうか。
by warkout
| 2007-05-12 02:06
| 日常・日記
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